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2018年3月

2018年3月19日 (月)

桜が咲いた!

園庭の桜、二種類。

体育館の窓から見える早咲きの桜(陽光)は、去年より二週間も早く咲いて

子ども達にピンクの花びらのプレゼントをしてくれました。P1380773

昨夜からの雨でさらに花びらが散り、ピンクのじゅうたんを敷き詰めたようです。

一方、開園当時から子ども達を見守っている桜(ソメイヨシノ)は、

昨日雨の中、静かに開花の時を迎え、今朝は、十数輪の花を咲かせて登園してくる子ども達を

待っているかのようでした。

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いよいよ明日は、卒園式!

老木の桜もしっかり子ども達の旅立ちをお祝いしようと一生懸命咲かせたようです。 

それから、年中組さんが植えたチューリップもどんどん花を咲かせて丈を伸ばしています。

明日の会場にまさに花を添えてくれることでしょう。

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ところで、今年のチューリップの中に双子のチューリップがありました。

一人一鉢、一個ずつ球根を植えたのですが、葉が出て、つぼみが見え始めると

お世話をしていた子ども達の関心はさらに上がって、成長の様子をつぶさに教えてくれました。

ある女の子が『大きい蕾と小さい蕾があるけど、こっちの方は咲かないの?』と心配そうに

小さな蕾を指さして聞いてきました。

わからないことは、園長先生に!と言うことで、園長室へ・・・。

『大丈夫だよ、きっと咲くからね』と

それからひとつ目の花に遅れること2日、双子のチューリップが咲き揃いました。

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園長先生から『お花の大好きな○○ちゃんだから、神様のプレゼントだよ。』と

声をかけられた女の子の嬉しそうな笑顔は忘れられません。 

明日は、たくさんの花に囲まれた笑顔いっぱいの卒園式しようと思います。

2018年3月12日 (月)

歌って踊ってお別れ会

 今日はお別れ会がありました。出し物は、年次毎の歌と言葉。

ひまわり組さんは、『勇気りんりん』アンパンマンになって

  『勇気をもって頑張ってね』の言葉に、年長さんが『ゆうきでたぁ~』と嬉しそう!

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年少さんは、『めだかの兄弟』お遊戯付で・・・。

 『メダカが鯉に、そして大きくなったらクジラに』・・・ですって。

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年中さんは、『ともだち しゃららら』

   ♪あそんで わらって けんかして ないたひもあったよね

みてみて こんなにおおきく なりました♪

途中太鼓が入って、組体操をちょこっと披露!

そして、『すすめダンゴ虫』を元気いっぱい歌って踊ってくれました。

『年長さん小学校でも頑張ってね。みんなのこと忘れないよ!』

『幼稚園のことは、ぼく達にまかせてね!』と、とても頼もしい言葉でした。

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 おまけの出し物、お母さんコーラスの歌、先生達のハンドベル演奏、リズム縄跳びetc.

最後に

年長さんから『僕たちの歌』と発表会でピアニカ演奏した『みんながみんな英雄』を

歌とダンスで披露してくれました。

  ♪雨の日もある 風の日もある たまに晴れたらまるもうけ

    振り向けば 君がいる 前むけば友がいる 

    走って転んで寝そべって 新しい明日が待っている・・・・♪

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これからも、こんな歌を口ずさみながら、いろんなことを乗り越えて行ってね。

と願うことでした。

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年長さんと過ごすのもあと一週間。

体育館から見えるところに桜も咲きました。今年は去年より2週間早い開花!

ちょっと早めに卒園をお祝いしているようです。

卒園式まで咲いているといいなぁ~

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2018年3月 3日 (土)

お別れ遠足

遠足に出かけました。 

 昨日は雨は降らないものの曇り日和。

 今年度最後の遠足は、年長組さんとのお別れ遠足として、

年長さんと年少さんが手をつないで県庁の裏庭までテクテクお散歩遠足でした。

園から県庁の裏庭まで約1.5km。途中の歩道や交差点では、

子ども達のかわいい行列は注目の的。

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カラフルな帽子とオレンジ色の体操服はどこから見ても目を引いていました。

靴が脱げたり、転んだりしてもしっかり手を引いてあげたり、話しかけたり、

年長さんのお世話ぶりには感心させられました。

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この遠足のもう一つのお楽しみは、到着してからの探検ゲーム(今年のテーマは、『見~つけた!』)です。

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年長を中心に年中、年少と3人組を作って探検ゲーム開始。

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県庁裏は、お楽しみがいっぱい!どの子も目を輝かせて

『あった!あった!』『みつけたぁ~!』とカードとにらめっこしながら確かめます。

途中の登り坂、橋、分かれ道、池越え、いろんなミッションをクリアしてゴール!

ご褒美は、お楽しみの『おむすび』と『おやつ』(1種類)。

ゲームを楽しんでいっぱい歩いてお腹を空かせた子ども達は、

とても満足気におむすびをほおばっていました。

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食後のおやつタイムでは、持ってきた自分のおやつは、1種類でしたが、

“交換”をくり返していくうちに袋いっぱいのおやつは数十種類!

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『どうぞ』『ありがとう』があちこちで飛び交って、楽しい交流が繰り広げられていました。

残りは、お家で・・・と、持ち帰りましたが、

楽しい遠足のお話とおやつのおすそ分けでお母さんの笑顔が目に浮かびそうです。

2018年3月 2日 (金)

卒園児の夢

3月1日付けの南日本新聞に

『第54回南日本作文コンクール 特別賞・南日本新聞社賞』受賞者の作文が掲載されていました。

その中に、太陽の子幼稚園で3年間過ごしたN君の名前が・・・!

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知覧特攻平和会館を見学した際、戦地で亡くなられたというN君と同姓同名の方を見つけたそうです。19歳で亡くなられたというNさんを含め戦争で亡くなられた方々への思いを綴っていました。

・・・・・・・・自分は、車椅子で生活しているけど、自分の足で立って歩きたい。自由に好きな所に行って遊びたい。という夢を持って、足の装具を付けた歩行訓練をがんばっている。縄跳び大会では、いつかは自分も跳んでみたいと夢を持ちながらも放送係をがんばった。放送係の経験で、『自分にできることっていっぱいあって、みんなの役に立つことがいっぱいある。』と、『もうひとりのNさんに聞こえたかな?ぼくのがんばりを見てくれたかな?だってよく晴れた空だったから・・・。』と、この放送をまわりの人にたくさんほめられて、嬉しくて将来の夢がまた一つ増えた。自分にできない事があっても小さいことでもくよくよしないで、また頑張ればいいと考えるようになった。車椅子の生活がつらいなんて言ったらもう一人の僕に恥かしい。もう一人の僕、Nさん僕はあなたが生きたかった分まで頑張ります。・・・・・・・・・・・・・・●

卒園児のN君に私達もエールをもらったようで、感銘を受けました。

これからも夢を叶えるために頑張るN君の成長を楽しみにして応援したいと思います